2006年 08月 24日
母親の入院している病院へ急ぐ。 11時半。もうすぐ昼食の時間だ。 為替の投資戦略を練っていたら、遅くなってしまった。 今日の昼は、残さずに食べてくれるのかな。 食介(食事介助)が終わったら、洗濯しなきゃ。 ドルもポンドも昼間は値動きしないから、投資はうっちゃっておこう。 蜂退治の詰めもしないといけない。 証券会社へ送る書類はバッグに入れたっけ。 認め印は押したよな、たしか。 ハンコ、新しいのを買うかな。運が向いてくるかもしれないし。 病院の前。車が発進しかけている。 ゆっくりと進みだす。 通りの向こうから、もう一台車が来る。 危ないな。 先の車を避けて、病院の対面にある学習塾の前に停まる。 運転席の女性がこちらを見ている。 会釈した。 眩しくて判然とはしなかったが、どうも書店でアルバイトをしている女性のようだった。 特別、美人というのではないが、印象は悪くない。 書店での働きぶりも好感度を上げる要因になっている。 昼間は、塾で働いているのか。いや、塾は昼間はやっていない。 とすれば、家族の者を迎えに病院に来たと考えるのが正しいようだ。 時間を気にかけなければ、車に近寄っていったかもしれない。 言葉を交わしたかもしれない。 時間がないことを言い訳にしている。
by Cafe_Gimlet
| 2006-08-24 21:49
| 揺さぶる言の葉
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世界でいちばん居心地のいい、療養施設をつくるのが夢。
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