しなやか通信

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2006年 09月 11日

9.11

一青窈(ひととよう)の『ハナミズキ』は、胸にじ~んとくる歌だ。
「9.11」の惨事をモチーフにして作った、と一青窈本人がテレビ番組で話していたことがある。
その事実を知ってから、『ハナミズキ』は、さらに感慨深い歌となった。



「9.11」から、もう五年も経ったが、私たち日本人は「テロなんて関係ないね」、と相変わらず、のほほんと生きている。
原子力発電所などでは、警官(機動隊?)が派遣されて、警備強化が図られている。
が、そのような特殊な場所ではなく、一般人が集まるような場所では、「テロ」を意識してセキリュティ対策をしているところは、まだまだ少ない。
先日、イギリスでテロ未遂事件が起こったから、航空機への搭乗は厳しくチェックされていると思うが、心配なのは新幹線だ。
新幹線に乗り込む際には、手荷物検査はやっていない。
一日当たり、相当な数の利用者がいる。
「新幹線神話」と一時期うたわれたように、日本が世界に誇る超一流の安全な交通機関である。
「見せしめ」として、テロのターゲットにするには、恰好の乗り物だ。
識者の受け売りなのだが、もっと世論が危機管理の強化を促さなくてはいけない。
手荷物検査やカメラでの監視。
ギスギスした社会はごめんだ、という声もあるだろう。
しかし、もう私たちを取り巻く環境は、十分に居心地の悪いものへと変貌してしまっている。
検査や監視に囲まれても、『ハナミズキ』のような歌を聴いて、心を揺らす「情」を、私たちが忘れずに持ち合わせていれば大丈夫だ。
テロリストであっても、「人の情」までは破壊できない。
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by Cafe_Gimlet | 2006-09-11 15:16 | 揺さぶる言の葉


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