しなやか通信

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2006年 06月 23日

重箱の隅 2

さっき買ってきた週刊朝日に気になるところがあった。
脚本家、内館牧子の『日本語上達の裏に』というエッセイの初めのところだ。



「外国人のサッカー選手やプロ野球選手って、日本語が全然話せないのね」と内館さんはお嘆きになっている。
「ジーコ監督なんて、何かずい分前から日本にいるんじゃないの?」
ここまでは正しい。私もそう思う。
ところが次の箇所はいかがなものか。
「むろん、三都主選手のように、日本語がうまい外国人選手もいるだろうが~」
おいおい。
日本に帰化して、日本代表選手としてワールドカップに出場した三都主は、まだ外国人なのか。
「私は普段、サッカーもプロ野球も観ないので知らなかったのだが」と冒頭に断りがあるのだが、この程度のことも知らないというわけか。
調べようともしなかったんだろうね。よもや帰化しているなんて思いもよらなかっただろうし。
固定観念、先入観。
内館氏本人が知らないのは譲るとして、週刊朝日の編集者は何をしているんだろう。
「内館氏はこのように書かれていますが、三都主選手は帰化しており外国人ではありません」と注釈をつけなくていいのか。
スポーツに疎いということで笑いをとりたいのかもしれないが、誤りは正しておくべきではないか。
素人じゃないんだから。
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by Cafe_Gimlet | 2006-06-23 21:03 | 揺さぶる言の葉


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