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しなやか通信

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2006年 06月 06日

投資は世の中の役に立っているのか

投資をすること、外国為替取引を行うことは、世の中の役に立っているのか。
相場と真摯に向き合っていれば、このような疑問を持つことがあります。
百戦錬磨のプロの方でも、事情は同じようです。



『フォレックス・ディーラー物語』というブログがありまして、その中でもこのテーマが取り上げられていました。
思うところがありましたので、主宰されている「物語」さんにメールを送り、自分の意見を述べました。

前段を省いておりますが、内容は以下のとおりです。


さて、「外国為替取引を行うことは。世の中の役に立っているのだろうか?」という
テーマですが、私の答えは、「Yes」です。

「市場の流動性を維持するスペキュレータ。
その端くれとして私が存在していることには意味がある」

教科書的に捉えるとこうなります。

が、本音のところでは、
「今のライフスタイルを保つためには、外国為替取引が必要だ」
と、なります。
親の介護のために会社勤めを辞めざるを得なかった私には、
パソコンさえあれば、自宅で、自分の都合のいいときに
行うことができる外国為替取引は恰好の仕事なのです。
毎日、病院に通って食事の介助をしながらでも出来る仕事。
私と同じような境遇の方がかなりいらっしゃると思います。
ですから、この一面だけを見ても、「世の中の役に立っている」とは、
言えないでしょうか。

論点が少々ずれました。
従事している仕事が世の中のためになっているのかどうかは、
きわめて個人的な、偏った思い込み、という側面もありますね。
極端な例ですが・・・
談合で不正に受注した橋梁や道路の工事。
真相を知らされていない一社員、一従業員にとっては、大儀のある仕事です。
関係会社や協力会社にとっては、なおさらです。
地域をよくするためにやっている仕事だと疑う余地などないでしょう。
俯瞰してみれば、一部の利権のためであったとしても、
局所的、個人的には、世の中のためになっている仕事になっている。
こういうふうな考えもあると思います。


by Cafe_Gimlet | 2006-06-06 15:45 | 投資


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