しなやか通信

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2006年 04月 09日

知識より技術

~アマチュアはまず、楽しみの知識から入る。ほんとうは、その興味本位の知識が集積されないうちに初歩の技術を習得すべきである。そうすれば、上達は早く、試行錯誤の期間は驚くほど短縮される~



林輝太郎著『株式上達セミナー』からの引用である。
昨日から、この本を読み始めたのだが、勢いがあって説得力のある文章にひきこまれている。
1986年に第1刷発行、2005年で第27刷発行と奥付にある。
20年経っても発行され続けているところだけを見ても、この本が名著であることが分かる。
(儲けるために)辛い基礎練習なんてせず、(証券会社の)外務員に頼り、いいかげんな情報に頼る。
そんな人間は、こう斬り捨てる。
「外に出たら七人の敵のある」男としては醜態をさらしていると思わないのだろうか。
里中李生の(競馬の)本にも似たようなことが書いてある。
真理であるから、同じような苦言、忠告になるのであろう。

株式や為替の投資、もちろん馬券を買うのでも、自分で検討して、自分で金を注ぎ込んで、そして結果責任は自分で負う。
すべてを自分ひとりで完結できる恰好の場なのに、その機会を放棄するのはもったいな、と私は思う。
会社勤めなら、こうはいかない。
自分でやりたい仕事を企画・立案しても即採用とはいかない。
採用されても、組織の思惑が入り込み、上司・管理者の助言を無視するわけにはいかない。
新規事業の予算採りも、思い通りにならないのが常だ。
仕事が軌道に乗らなければ、真っ先に責められるのは誰だ。
だから、せっかくの自己完結の舞台くらい、自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとりたい。
結果を出している人に、基本的な部分で教えを乞うのはいい。
先達の教えを自分のものとして、よく噛みくだいて、消化すればいいと思う。
「どれを買えば、儲かりますか」、なんて訊くのがいけないのだ。

『知識より技術』とは、評論家ではなく実践家であれ、ということだ。
私の敬愛する為替王さんも、
「実際に投資をしてリスクをとっている人に対しては、結果はどうあれ、その勇気に対してエールを送りたい」
と、ブログ上で述べられている。
情熱と勇気がさらに増してくるではないか。
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by Cafe_Gimlet | 2006-04-09 23:13 | 投資


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